地下鉄L線の一部改修工事に伴い平日夜間と週末に行われる間引き運行が、4月26日の夜から始まった。間引き運転開始後初めての月曜となった同29日午前の運行は比較的スムーズだったようだ。
amニューヨークによると、夜間に改修工事に当たった建設作業員は同日午前4時30分に現場を撤収。同5時からの通常運行への切り替えはスムーズに進み、午前中を通して4分から6分間隔のスケジュール通りに運行した。5時45分ごろブルックリン区で一時運行が乱れたが、改修工事が原因ではなく、列車ドアの故障によるものだった。
運行状況を確認するために同日午前、ニューヨーク市交通局のアンディー・バイフォード局長は、ブルックリン区ベッドフォード街駅のホームを訪問。マンハッタン区行きの列車が連続して到着するのを見て報道陣に「これこそ、われわれが目指すサービス」と胸を張ったという。
間引き運行は平日午後8時から開始。同10時から翌日午前5時まで約20分間隔で運行。週末は終日、間引き運行となる。