ニューヨーク、虹色に 30日はプライドマーチ

 ストーンウォールの反乱から50年の節目となる今年、ニューヨーク市はLGBTQの権利擁護と多様性をたたえる世界最大の祭典「ワールドプライドNYC」を、6月のプライド月間を通して開催。市内はあちこちがLGBTQのシンボルカラー、虹色に染まり、50を超えるイベントや展覧会が行われている。地下鉄では虹色のハートが付いた車両が1番線を走り、ルーズベルト島のFDR’sフォー・フリーダムズ・パークには世界最大の虹色の階段が登場。市によると、フィナーレを飾る30日のプライドマーチなどを目当てに今年は、米国内外から300万人を超える人が市を訪れるという。

レインボーフラッグがたなびくマンハッタン区グリニッジビレッジのストーンウォール国定文化遺産保護地域(旧シェリダンスクエア)。50年前の6月28日未明、ここでストーンウォールの反乱が起きた。=14日撮影(photo: Asami Kato / 本紙

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