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【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで昨年5月に起きた黒人男性暴行死事件で、同市当局は12日、被害者のジョージ・フロイドさん=当時(46)=の遺族側に2700万ドル(約29億円)を支払うことで和解した、と発表した。米メディアが伝えた。
遺族側弁護士によると、警官の不法行為による死亡事件の和解金としては史上最高額。同日、ミネアポリス市議会が和解案を全会一致で可決した。
フロイドさんの家族の1人は「和解は皆が前に進むために必要だった」と語った。
同事件では、フロイドさんを拘束し、死亡させた元警官の公判が今月9日に始まっている。
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