性犯罪で起訴の富豪、自殺未遂か 勾留先で首にけが

 未成年への性的目的の人身取引で起訴された富豪のジェフリー・エプスタイン被告(66)が22日、マンハッタン区の勾留先で首にけがをして倒れているのが見つかった。NBCテレビが関係者の話として報じたところによると、被告が首をつって自殺しようとした可能性もあるという。
 報道によると、同被告が勾留されているローワーマンハッタンのメトロポリタン・コレクショナル・センターで、被告がほぼ意識のない状態で倒れているのを刑務官が見つけた。被告は病院に搬送され、軽傷で命に別状はないという。被告が自殺を図った可能性の他に、別の場所への移送を狙って自殺未遂と見せかけた可能性、他の拘置者が被告を襲った可能性もあるとして、捜査を進めている。
 同被告は無罪を主張し、保釈申請は却下されている。

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