新賃金法を施行 性別や人種、性自認問わず

 ニューヨーク州は8日、今年7月に改正した同一賃金法を施行した。性別や人種、宗教または性自認に基づき賃金を低く払うことは違法になった。また、雇用主が面接の際に、給与履歴を要求することも禁じる。
クオモ知事は声明で、「この国の女性に対する長きにわたる差別を認識し、不公平なシステムを正すための歴史的行動の一歩」と歓迎した。
 非営利団体アメリカ女性大学人協会が4月に発表した調査結果によると、ニューヨーク州の女性は男性よりも平均賃金が11%少ないことが分かっている。

ニューヨーク州知事の公式ホームページより