ニューヨーク・シティ・マラソンが3日(日)、開催される。今年で49回目となる同大会には129カ国から5万人を超えるランナーが出場。世界屈指のスポーツイベントに毎年、200万人以上が沿道で声援を送る。ニューヨークタイムズは10月31日、おすすめの観戦スポットを紹介した。
まずはスタート地点となる、スタテン島とブルックリン区を繋ぐベラザノ橋。橋を埋め尽くすランナーと、ビルに視界を遮られない広がりのある眺めは一見の価値がある。ブルックリン区フォートグリーンでは高校生ブラスバンドが映画「ロッキー」の主題歌を演奏し、教会のコーラス隊がゴスペルの熱唱でランナーを激励。クイーンズボロ橋からマンハッタン区に入る「難所」では、ドラムの演奏と、ひときわ大きな声援がランナーをバックアップ。終盤前に通過するハーレムのマーカス・ガーベイ・パーク、ブロンクス区東138丁目は比較的応援が少ないため、1人ひとりにしっかりと声が掛けられる。家族や友人を応援するにはもってこいの穴場だ。