同居人を殺害、バラバラに 騒音に憤慨、口論の末 ブルックリン区
ニューヨーク市警察庁(NYPD)は3日までに、口論の末、ルームメートの男性(55歳)を殺害し、遺体を切断したとして、殺人容疑などでブルックリン区シープスヘッド在住のロシア系移民、サージー・マモントフ容疑者(50歳)を逮捕した。容疑者は一連の犯行を認めている。
調べによると3月25日未明、ルームメートの男性が自宅アパートで開いたパーティーがうるさかったため、マモントフ容疑者は憤慨。口論の末に男性を殴り殺害したあと遺体を切断、強力な漂白剤を使って遺体を溶かし、証拠を隠滅しようとしていた。白骨化した遺体は、アパート内の冷蔵庫で発見された。
2人は6カ月前から同居していたが、度々大げんかをしていたことが、近隣住民の証言で明らかになっている。
家賃が高いニューヨーク市では他人同士で部屋を間借りするルームシェアシステムが定着しているが、性格の不一致などによるトラブルが後を絶たない。