倒壊ビル家主らに実刑判決   Eビレッジのガス爆発

 ニューヨーク州高位裁判所は15日、マンハッタン区イーストビレッジで2015年3月に発生、2人が死亡し、13人が負傷したガス爆発事件で起訴されていたビルの家主、マリア・フリネンコ被告(59)を含む3人に最高で15年の実刑判決を下した。各メディアが同日、報じた。
 弁護側は、「事件ではなく悲劇的な事故」と主張。検察側は、無許可でガス管を配管し、関連書類を隠ぺいしたと指摘。「強欲が招いた犯罪」と、過失致死罪に相当すると主張していた。

ガス爆発事件の跡地。事件から4年半が経過し、空き地となっていた現場では現在、コンドミニアムの建設が進んでいる(photo: Aimi Arahata / 本紙)