フェアウェー、チャプター11を申請 一部店舗を売却

 スーパーマーケット大手フェアウェーが連邦倒産法第11条を申請する。各メディアが23日報じた。同社の広報担当によると、ニューヨーク市内の5店舗をニュージャージー州に本社をもつビレッジ・スーパー・マーケットに売却する予定。一部のメディアは21日、同店が市内の全14店舗を閉め、連邦倒産法第7章を申請すると報道。同店は否定していた。フェアウェーは1933年創業。「薄利多売」をモットーに営業、ニューヨーカーに親しまれてきた。

常連客だという70代の女性は本紙に「最悪のニュース」と話した。写真はマンハッタン区ブロードウェー74丁目の旗艦店。23日午前撮影(photo : Yurika Fukgawa / 本紙)