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世界に5・4兆ドルの余剰貯蓄
昨年の新型コロナ感染拡大以来

新型コロナウイルスの感染拡大が続いた昨年以来、世界の消費者がGDPの6%に当たる5.4兆ドルもの余剰貯蓄を蓄えていることが明らかになった。とりわけ米国では、高所得者層が大量な過剰貯蓄を抱えている。CNNが19日、伝えた。
ムーディーズアナリティクスによると、過剰貯蓄が最も多いのは米国で、GDPの12%相当、2.6兆ドルに上っている。英国がGDP10%相当の僅差で続いている。過剰貯蓄の大半は北米と欧州に偏っているという。
チーフエコノミストのマーク・ザンディ氏は「(米国の)高所得者層は、貯蓄を収入ではなく富として扱う傾向があり、少なくともすぐには消費しないだろうと」と強調。コロナ感染拡大の影響を受けていない裕福な世帯の多くは、旅行や娯楽のほか、外食などに費やせるような貯蓄を蓄えている、と指摘する。
ザンディ氏によれば、感染拡大がどれだけ早く収束するかによって、消費者の支出は予想以上にも、あるいは予想以下にもなる可能性があるという。ニューヨーク連邦準備制度理事会が今月初めに発表した調査結果では、家計は政府の景気刺激策として受け取った小切手のうち、支出よりも貯蓄や負債の返済に充てる割合が高いことが判明している。
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