RELATED POST
NY市予算、986億ドルに上乗せ
税収増、連邦からの支援金などが寄与
ニューヨーク市のデブラシオ市長は26日の記者会見で、7月1日から始まる次会計年度の修正予算案を発表した。総額986億ドルに上り、昨年市議会と合意した882億ドルを100億ドル超上回る。1月の予測よりも税収が15億ドル多く見込めることや、連邦政府から回復支援金の59億ドルと教育支援金70億ドルが入ることなどが、上乗せにつながった。ウォール・ストリート・ジャーナルが26日、伝えた。
焦点はコロナ禍からの回復で、小規模事業主に対する貸与金や家賃支援などが含まれている。デブラシオ氏は会見で「全てのコミュニティー、全てのニューヨーカーがより良く、より早く、より強く回復するための予算案だ」と胸を張った。市議会は6月末まで予算案を巡り市と交渉を進める。コーリー・ジョンソン市議会議長は「多くの優先事項をすでに含んでいる」と評価する一方「公聴会を通して、修正を加えていく」と強調した。
修正予算案では、3、4歳児を対象とするプレスクールへの費用に3億7700万ドルを割り当てた。さらに、市内の清掃に従事する職員団体を組織するため、 職員は現在の31万2000人から7000人程度増やす予定。予算を監視する市民団体からは、職員数削減など節約に向けた目標を立てるべきだとの声も上がっている。
>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
ビリー・ジョエルとロッド・スチュアート 一夜限りの豪華すぎる共演、17日からチケット発売
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も