米アカデミー、ネット配信も対象 劇場閉鎖で一時的に特例措置

 【ロサンゼルス共同】米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは28日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い映画館の閉鎖が続く現状を受け、来年2月開催の発表・授賞式では一部のインターネット配信の作品も選考対象とすると発表した。従来はロサンゼルス郡内の劇場で連続7日間以上、少なくとも1日3回上映することなどが要件とされていた。
 同アカデミーは、劇場での映画鑑賞が重要だとの認識は揺るがないとしつつ「歴史的なパンデミック(世界的大流行)により、資格要件に一時的な特例措置を設ける必要が生じた」と説明した。
 特例措置の対象は当初劇場での公開が予定されていた作品。

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