接戦州でトランプ大統領に逆風 コロナ拡大で支持率落とす

 【ワシントン共同】11月の米大統領選まで3日で半年を迎える中、勝敗の鍵を握る接戦州で共和党のトランプ大統領(73)が逆風にさらされている。新型コロナウイルス対応のまずさや失業者急増で支持率を落とし、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)の後塵を拝す。世論調査を示した選対幹部に「そんなはずはない」と怒鳴り散らしたとも伝えられ危機感を募らせる。
 トランプ氏は前回大統領選で、民主党の牙城だったラストベルト(さびた工業地帯)の一角である中西部のミシガン、ウィスコンシン、東部ペンシルベニア各州を1ポイント未満の僅差で勝利し当選を決めた。

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