米失業率、11月も2桁台のまま ハセット大統領上級顧問が見解

 【ワシントン共同】ハセット米大統領上級顧問は24日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の停滞により悪化した雇用情勢について、失業率が大統領選のある11月でも2桁台に高止まりする可能性があるとの見方を示した。CNNテレビの番組で語った。
 トランプ大統領やムニューシン財務長官は、米経済が落ち込んだ後、10〜12月期に大幅な成長が期待できるなどと楽観的な見通しを表明。米政権内でも景気認識に食い違いが生じているようだ。
 ハセット氏は「9月や10月に完全雇用の状態にまだ戻ることはできないだろう」と述べ、失業率の高い状態が当面続くとの認識を示した。

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