米で黒人男性の首つり死相次ぐ 「自殺」に遺族ら反発

 【ロサンゼルス共同】米中西部ミネソタ州の黒人男性暴行死事件を受け人種差別への非難が高まる中、首をつった状態で死亡している黒人男性が米各地で相次いで見つかり波紋が広がっている。事件性はないとみる捜査当局に遺族らは反発。米国ではかつてリンチを受けた黒人の遺体が木につるされたという凄惨な歴史があり、真相究明を求める声が強まっている。
 米メディアによると、西部パームデールの市庁舎近くで10日未明、ロバート・フラーさん(24)の遺体が見つかった。ロサンゼルス郡当局は自殺との見方を示したが、遺族は「自殺とは考えられない」と反発。13日には数千人が抗議デモを行った。

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