トランプ氏、側近捜査の検事解任 不当な司法介入と批判も

 【ワシントン共同】バー米司法長官は20日、一方的に通告されたとして辞任を拒否していたニューヨーク連邦地検のバーマン検事を、トランプ大統領が解任したと明らかにした。米主要メディアが伝えた。同検事は、トランプ氏の側近で顧問弁護士ジュリアーニ元ニューヨーク市長に関する捜査を指揮しており、政権による不当な司法介入との批判も浴びそうだ。
 バー氏は声明で、バーマン氏に対し「辞任の意思がないと表明したので、大統領に本日付で解任するよう求め、執行された」と通告した。トランプ氏は20日、解任はバー氏の判断だとして「私は関与していない」と記者団に述べた。

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