留学ビザ規制中止求め政府を提訴 米17州「根拠説明していない」

 【ニューヨーク共同】米17州と首都ワシントン(コロンビア特別区)は13日、新型コロナウイルス感染拡大の中、米国の大学などで秋学期の授業が全てオンラインで行われる場合、留学生に査証(ビザ)発給を認めないとする政府の規制措置は、行政手続きに反しているとして中止を求める訴訟を東部マサチューセッツ州の連邦地裁に起こした。
 ニューヨーク・タイムズ紙によると、原告となった州の一つであるマサチューセッツ州のヒーリー司法長官は「規制強化の根拠について説明さえしていない」とトランプ政権を批判。訴えでは、帰国を余儀なくされる学生らは教育の機会を大きく損なわれると指摘した。

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