マレーヒルで崩壊事故相次ぐ 16日午後、男性1人が死亡

 マンハッタン区36丁目レキシントン街で16日午後4時26分ごろ、工事中の建物の足場の一部が崩壊し、1人が死亡、3人が負傷した。各メディアが同日、報じた。
 ニューヨーク消防局(FDNY)によると、死亡したのは正面部分の工事を行なっていた作業員の男性。ビルの中にいた3人の作業員も軽傷を負った。
 マレーヒルでは同日午前10時50分ごろにも、34丁目3番街にあるアパートの一部が崩壊。この事故による負傷者はいなかったという。さらに8日にも、38丁目の建物の一部が崩壊し、路上を歩いていた配達員の男性が負傷する事故が起きていた。
 第5地区のベン・カロス市議会委員は、これらの事故を受け「建設現場の足場の検査を義務付ける法案を可決させなくてはならない」と述べた。

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