NY市、タクシーの利用者が激減 「前例にない打撃」

 ニューヨーク市タクシーリムジン委員会(TLC)によると、コロナ禍で観光客が減り、タクシーの利用者数が激減している。
 TLCが発表した報告書によると、市内のタクシーの1日の利用件数は6月、2万428件。2月の約20万件から約90%減少した。また、タクシー運転手の数は3月に比べ6月には75%減少している。
 一方、アプリを使った配車サービスの運転手の週間平均収入は6月、1160ドル(約12万円)、タクシー運転手の平均よりも262ドル(約2万7480円)高いことがわかった。
 TLCは「前例にない打撃だ。運転手への支援を徹底していく」と述べている。

写真は11月、マンハッタン区5番街で撮影(Photo: Yurika Fukagawa / 本紙)

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