立ち退き裁判の停止、10月1日まで延長へ コロナの影響で

 ニューヨーク州のローレンス・マークス行政判事は12日、9月4日までとしていた家賃滞納による立ち退きに関する訴訟の停止を10月1日まで延長すると発表した。各メディアが同日、報じた。
 同判事によると、停止延長の対象となるのは同州でパンデミックが始まった3月17日より前の立ち退きに関する訴訟。同日より後に提訴された立ち退きに関する訴訟は10月1日以降も停止されたままとなる。
 社会サービス局によると、ニューヨーク市の住宅裁判所では、コロナ禍で20万件の訴訟が保留になっているという。

写真はイメージ。ブルックリン区で撮影(Photo: Yurika Fukagawa / 本紙)

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