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共同通信
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【モスクワ共同】米ロ間の外交官追放合戦で、ロシアの報復制裁により現地職員の雇用を禁じられたモスクワの米大使館が、人手不足で機能不全の危機に陥っている。19日にアイスランドで行われた米ロ外相会談で、ロシアのラブロフ外相はブリンケン米国務長官に「大使館戦争」の終結を提案。6月開催で調整中の米ロ首脳会談の重要議題になりそうだ。
米国は在外公館で現地職員を活用し、ロシア人も多く雇用。一方、ロシアの在外公館はソ連時代から伝統的に外国人を雇っていない。現地職員の雇用禁止はロシアにとって対米報復制裁の「切り札」となっている。
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