米ユナイテッドも人員削減へ 1万6千人、政府支援焦点

 【ニューヨーク共同】米航空大手のユナイテッド航空は、米政府による支援が延長されなければ、従業員1万6千人を10月に削減すると社内に通知した。昨年末時点の従業員の17%に当たる。新型コロナウイルス感染症の流行で旅客需要が低迷しており、同様に1万9千人を削減する方針を打ち出した最大手のアメリカン航空に追随する。米メディアが2日伝えた。
 支援延長を巡る与野党協議は難航している。11月の大統領選前の雇用悪化を避けたいトランプ政権が、大統領権限で追加支援に踏み切るかどうかが焦点だ。
 ユナイテッドは7月に3万6千人が余ると社内に通知した。

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