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レストランへの用途転換を評価
NY市長「雇用10万人確保」

デブラシオ・ニューヨーク市長は25日、レストラン5700軒が参加し、市内全域に300万カ所ある駐車スペースのうち8550カ所をレストランの屋外営業用地に転換したことについて「10万人の雇用を確保した」と述べ、自らの施策を評価する姿勢を示した。ニューヨークポストが伝えた。 用途転換は「オープン・レストランズ」プログラムの一環で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大が続いていた昨夏、窮地に陥っていたレストランを救済した形で、市は今後も継続する意向だ。 デブラシオ市長は記者会見で、駐車スペースがなくなったことに腹を立てたドライバーに対するメッセージを求められると「屋外営業はレストランを救った。10万人が失業を免れた」と指摘。「この雇用は大切だ。雇用を確保し、市の活性化につなげたい」とも語り、強い思い入れがあるとの認識を表明した。 デブラシオ市長は「自家用車依存の文化を断ち切る」必要性についても言及。「市内にはバスも地下鉄もある。NYCフェリーも創設し、未来の公共交通機関の担い手として大きな役割を果たしていく」との現状を説明した。「バイクも地域を拡大しつつあり、自転車専用レーンも市全域に広がっている」とも強調した上で「混雑課金でとどめを刺す。地下鉄をより強固なものにする」との意気込みを示した。
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