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利上げで消費者の生活にも影響
支出の切り詰め、ローン支払いの繰り延べを

連邦準備理事会(FRB)が0.75%の利上げに踏み切ったことで、消費者の生活にも大きな影響が出てくる。15日、CBSニューヨークが報じた。
利上げはインフレ抑制が目的。しかし、それに連れて、消費者向けのローン金利やクレジットカードの手数料率も上がる。消費を借金でまかなおうとすれば、支払う利息は増える。今こそ支出を見直して、切り詰められるところは切り詰めるなど緊縮予算を立て、それ以上は使わない努力が必要となりそうだ。
「今まで通りに使っていると、どうしても蓄えを取り崩すことになる。気がついたら無くなっていたというような状況になりかねない」と警告するナンシー・ニアーマンさん。消費者援助プログラムを運営する非営利団体「コミュニティー・サービス・ソサエティー」のアシスタント・ディレクターで、無料で財政面の相談に乗っている。「何らかの借金で苦しんでいる場合、教育ローンのように一時的に支払猶予や繰り延べができるなら、行うべきだ」とアドバイスする。
FRBは年率8.6%のインフレが2%に鎮静するまで利上げを繰り返す構えをみせている。とすれば、支出の切り詰めの重要性は増してくる。専門家は、藁にもすがる思いの消費者を標的にした詐欺に気をつけるよう警鐘を鳴らしている。

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