接戦を繰り広げるなでしこジャパンと米国の対戦に、サポーターは息を飲んでスクリーンに釘付けになった＝９日（Photo：Abe）
ロンドン五輪女子サッカーの日本対米国による決勝戦が行われた９日、マンハッタン区にあるスポーツバーで行われた観戦イベント（主催：O planning）に約300人を超える日本のサポーターが集結。昨年のワールドカップ頂上決戦で戦った宿敵との再戦に、会場は歓声と日本コールで終始、盛り上がりを見せた。
ワールドカップでは世界トップクラスの米国を抑え優勝を果たしたなでしこだが、今大会は接戦の末１—２で敗退。日本女子サッカー史上初の五輪銀メダルを獲得した。試合を終え、揃って一礼した選手団がスクリーンに映し出されると、会場からは盛大な拍手が起こった。
友人と応援に駆け付けた学生の綿引ゆりかさんは「ここ（ニューヨーク）で日本人が一丸となって応援できて良かった」とし、最後まで戦い抜いたなでしこに「よく頑張った」と伝えたいと語った。
