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反ヘイトクライムの取り組み強化
NY州、多様性受容や理解を促進

コロラド州で起きたLGBTQコミュニティを標的とした銃乱射事件、マンハッタン区のユダヤ教礼拝堂(シナゴーグ)での銃撃を予告した男2人が逮捕されたのを受け、ニューヨーク州のホークル知事は22日、反ヘイトクライムの取り組みを強化することを明らかにした。abc7NYが報じた。
ホークル氏は、ヘイトクライムで有罪判決を受けた者にヘイトクライム防止と教育に関する強制的なトレーニングを義務付ける法案、多様性に対する州民の「受容、包含、寛容、理解」を促進するために人権課が開発、運営する州全体でのキャンペーンを確立する法案に署名した。キャンペーンは、インターネットやソーシャルメディアを通じて実施される。
これに加え、州警察はヘイトクライムの危険にさらされているコミュニティの保護を強化。ニューヨーク市では、シナゴーグの警備が強化された。NYPDの元諜報課職員によると、イーロン・マスク氏がツイッターを買収して以来、コンピューターによるフィルターが把握では、憎悪に満ちたツイートの件数が5倍に増加。シナゴーグ銃撃予告事件で逮捕された容疑者は、ツイッターで公然と計画を投稿していた。ホークル氏は、ヘイトスピーチが野放しにされているソーシャルメディアプラットフォームを非難した。
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