米大統領選、オバマ氏が7%リード 州有権者世論調査

  キニピアック大学がニュージャージー州在住の1471人の有権者を対象に実施した米次期大統領選に関する世論調査によると、51%が現大統領のバラク・オバマ氏(民主党)を支持しており、44%の共和党指名大統領候補ミット・ロムニー氏を7ポイントリードしていることが明らかとなった。同数値は共和党党大会直後の結果であり、先日、国民に強烈なインパクトを与えた民主党党大会でのオバマ氏の指名受諾演説を受け、数値の変化は必至だ。

 同州の有権者のうち、オバマ氏を支持しているのはアフリカ系や女性、高等教育を受けた人らが目立った。だが、男性や白人、キリスト教徒については48%がロムニー氏を支持しており、44%のオバマ氏を僅差でリードする形となっている。

 また、この世論調査では、上院議員ロバート・メネンデス氏(民主党)が知名度の低い州上院議員のジョゼフ・キリロス氏(共和党)を10ポイントリードしていることも判明している。

 7月に行われた同様の調査では、オバマおよびメネンデス両氏の支持率は、今回の数値よりいずれも高かった。