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チャイルドケアの申請方式、効率的に
ホークル氏「システムが困難」

ニューヨーク州のホークル知事は11日、ブロンクス区の子供博物館で記者会見し、チャイルドケアを巡る申請方式を現行よりも利用しやすく、効率的にする意向を明らかにした。amニューヨークが伝えた。
ホークル氏は「お金もプログラムもあるのに、家族がそれを利用していない。その理由のひとつに、システムが困難であることが挙げられる」と強調。向こう4年間で総額70億ドルに上る投資を昨年から始めたものの、提供されるサービスを利用している人は対象家庭の10%以下にとどまっている現状を指摘した。
その上で、チャイルドケアの申請手続きを合理化し、一元化する意向を表明した。ニューヨーク州内62郡の家庭向けに、オンラインで事前認証を受けられるとともに、チャイルドケアの給付を申請できるようにすることとする。この変更により、申請手続きが一元化されるのに加え、各家庭が記入しなければならない書類が1つに集約されるため、数多くの申請を処理できるようになるという。
一方、チャイルドケア支援の対象となる所得制限を巡り、連邦法で認められている最大値まで引き上げることを検討していることにも言及。具体的には、4人家族で年間8万3千ドルから9万3千ドルに引き上げることで、約11万3千世帯の子どもがチャイルドケアを受けられるようになる見通しだ。
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