ニューヨーク市議会で9月中旬に可決された、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた市のレストラン業界の救済策として飲食代に最大10%を上乗せすることを許可する条例「COVID-19リカバリーチャージ」が18日から施行された。タイムアウトが同日、報じた。
この条例は飲食店が家賃や個人防護具(PPE)、屋外営業に必要な設備費を負担できるようにすることを目的に同市議会で可決された。飲食店は屋内か屋外で営業しているのかは問わず、利用客の飲食代金の合計金額に最大10%を追加することができる。チャージの上乗せは今後、屋内営業の最大収容率の制限がなくなってから90日後まで有効とされている。