チポレで四捨五入勘定が発覚 会計の迅速化が目的と主張

 メキシカンファストフードレストランチェーンの「チポレ(Chipotle)」が、現金払いの消費者に対し、四捨五入勘定をしていたことが判明した。ニュージャージー州の地方紙スターレッジャーのカレン・ミュラー記者が、同州やニューヨーク州の同チェーンではセントの端数を四捨五入し、10セントを最小単位として請求していたことを突き止めた。

 同チェーン広報のクリス・アーノルド氏は、会計ブースにできる長蛇の列に迅速に対応するためとし、おおよその請求法を認めている。また、米紙ニューヨークタイムズには、これによる利益は特には無かったと説明しているが、8月からは正確な金額を請求する方法を取っている。