米司法委、最高裁人事可決 民主拒否、共和が強行採決

 【ワシントン共同】米上院司法委員会は22日、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派の高裁判事エイミー・バレット氏(48)の人事案を与党共和党の賛成多数で可決した。野党民主党は大統領選直前の駆け込み的な人事手続きに反対しボイコットしたが、多数派の共和党が強行採決した。

 就任には上院本会議の承認が必要で、民主党は徹底抗戦の構えだが、26日に予定される採決で共和党の多数による承認が濃厚とみられている。

 共和党議員12人全員が賛成、民主党議員10人全員が審議を欠席した。共和党のグラム委員長は「承認されるだろう」と述べ、上院本会議での承認に自信を見せた。

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