ニューヨークで暮らす子どもを持つ日本人保護者にとり、子どもの「教育」は最大の関心事であり、悩みの種とも言える。近い将来、日本への帰国や受験なども考えないといけないとなれば、尚更である。今回は、ウエストチェスターのハリソンに今年日本から上陸した大手学習塾「京進」を紹介する。
信頼と実績、あの「京進」がハリソンへ
グランドセントラル駅から、メトロノース鉄道で北へ約40分。マンハッタンのベッドタウンとして、ニューヨーク駐在の日本企業ビジネスマン家族も数多く暮らすウエストチェスターのハリソン。この駅からわずか徒歩1分のところに、今年6月に新しく開校した「京進スクール・ワン ハリソン教室」はある。日本国内で37年に及ぶ学習塾としての信頼、国内226もの教室と海外校をも展開している実績は、近い将来、日本への帰国を控えた子どもを持つ保護者はもちろん、子ども自身にとっても、頼れる存在になるに違いない。
「気づく力」を養えば 学力+人間力もアップ
同校では、小学校1年生から高校3年生までを対象に、ひとりひとりの目的・目標に合った個別指導を行っている。願書作成、面接指導、小論文添削といった面からも受験生をサポート。20年に及ぶ実績を誇る、家庭教師と集合塾の良いところを合わせ持った講師1人に生徒2人の「スクール・ワン」は、講師の教えすぎや生徒の頼りすぎを防ぐ。講師がもう1人の生徒に教えている間は、「待つ時間」ではなく「考える時間」だと、子どもは気づくようになる。この「『気づき』こそが大切」だと野田敦夫教室長は言う。気づく子どもは、どんな時でも自分自身で考えることができる。気づきの力は生きる力になるー。「京進が上げるのは、学力と人間力」であると野田氏は言い切る。京進は、学力アップはもちろん、子どもの将来と真剣に向き合い、励まし、共に歩き続けてくれる。
英語だけじゃない「ダブル」の能力・魅力ある人を育てる
野田氏が長年勤務していたドイツ・デュッセルドルフ校では、ドイツ語が話せるだ
けでは十分ではないと3カ国語を学習していた子どももいたという。それに比べニューヨークでは、「英語がある程度話せるようになったら大丈夫」だという錯覚に子どもも保護者も陥りやすい。実際に英語圏から日本に帰国した生徒が学習面で苦労して悩み、日本人の同級生からは「ザ・帰国生」と呼ばれる浮いた存在となっているという話を、野田氏はドイツから日本に帰国した生徒から聞いている。
ゲタ箱にスリッパをどうやって入れておいたら後の人が使いやすいか。同校では、教室に入る時から子ども達の「学び」は始まっている。日本人としての良いところをきちんと残し持ったままアメリカ(で英語や文化)も吸収して帰国すれば、日本での学校生活や受験、その後の未来も自分で切り開いていける。「京進」は、そんな子どもの見えない力を信じ、守り、育ててくれる。
■問い合わせ
◎京進スクール・ワン ハリソン教室
14 Calvert St, Harrison, NY 10528
TEL:914-835-0213
FAX:914-835-0252
E-mail:harrison@kyoshin.co.jp
Web:www.kyoshin.co.jp
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