【ワシントン共同】11月3日の米大統領選と同時に実施される連邦議会上院選を巡り、トランプ大統領が、与党共和党の過半数維持は「非常に厳しい」と述べていたことが分かった。ワシントン・ポスト紙が24日報じた。自身が支援したくない候補者がいるためだと説明したという。
非公開の資金集め会合での発言で、本音を漏らしたとみられる。関係者の間では、共和党の足を引っ張っているのは「トランプ氏の普段の支離滅裂な言動だ」と不満が蓄積している。
同紙によると、トランプ氏は22日、2回目の大統領選候補者討論会前に、支援者らとの会合に出席。「助けたくない候補者がいる」と説明した。