AMD、同業のザイリンクス買収 米で半導体再編、3・6兆円

 【ニューヨーク共同】米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は27日、米同業ザイリンクスを買収すると発表した。株式交換で取得し、買収総額は350億ドル(約3兆6600億円)。規模拡大による効率化で競争力を高め、米インテルに対抗する。当局の承認を経て、来年末までに買収を完了させる見通し。

 新型コロナ感染症の流行に伴い、経済のデジタル化が加速。半導体業界は将来を見据え再編機運が高まっている。

 AMDはパソコンやデータセンター向けの製品を手掛け、ソニーや米マイクロソフトの新型ゲーム機にも搭載。ザイリンクスはプログラムを変更できる製品で知られる。

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