米ファストフード大手バーガーキングは19日、ニューヨーク・メトロエリアで配達サービスを開始したと発表した。マイアミやヒューストンなどではすでに同サービスが導入されており奏功、ニューヨークでも顧客層の新規開拓に乗り出す。
同社が配信したプレスリリースによると、10ドル以上の購入、午前11時〜午後10時までの間でサービスが受けられる。現在はマンハッタン区内の6店舗のみが対象となっているが、今後は同区内の他店舗やブルックリン区およびクイーンズ区でも順次始動する。
バーガーキングはマクドナルド、ウェンディーズに次ぎ売上げは業界3番手に位置するが、配達サービスの導入で競合他社との差別化を図る狙いだ。
ニューヨーク市のビジネス街周辺にあるデリなどでは配達サービスの人気が高いため、期待が集まる。今回のサービス拡大についてミッドタウンで働く米国人男性は、「毎日、ランチを購入するためだけに混雑するデリで10分以上も並ぶのが面倒だった。会社のすぐ近くにバーガーキングが無いから普段は利用しないけど、今後はぜひ使いたい」とコメントした。
配達エリアについては、bkdelivers.com/#!areasを参照。