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ロックフェラーのツリー点灯式妨害企て
親パレスチナ派のデモ隊が集結

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式を妨害して、ガザを支援しようと、親パレスチナ派デモ隊が11月29日、マンハッタン区ミッドタウンに押し寄せた。ただ、開始1時間後には、抗議デモは収まり、タイムズスクエアに向かうデモ行進に変わった。恒例の点灯式は滞りなく行われた。
数百人の親パレスチナ派デモ隊が、6番街に集結。ニューヨーク市警(NYPD)の警官隊と衝突したが、目的のツリーにはたどり着けず、ニューヨークポスト紙とフォックス・ニュースが入るニューズ・コーポレーションのビルの外にあるツリーに群がった。抗議者たちは、反ユダヤ主義的スローガンを唱え、パレスチナの旗や、「大量虐殺を終わらせよう」と書かれた看板、イスラエル国防軍をナチスになぞらえた鉤十字が描かれた巨大な看板を掲げる者もいた。
NYPDの警官隊は群衆を押し返し、群衆は警官隊を 「ナチス野郎 」と罵った。警官が設置したバリケードを倒そうとしたり、警官に暴行を加えたりした人もいた。身柄を拘束されたデモ参加者もいたが、起訴されたかは不明。デモ主催者は今週初め、29日がパレスチナ人民連帯国際デーにあたることを指摘し、点灯式の妨害計画を発表していた。これを受け、NYPDは、厳重な警備を命じていた。(11月29日、ニューヨークポスト)
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