ハーバード大のアジア差別認めず 米連邦高裁、団体再び敗訴

 【ニューヨーク共同】米東部ボストン郊外のハーバード大が入学選考でアジア系米国人を差別し、他人種より厳しい基準を設けていたとして学生らの団体が訴えた訴訟で、ボストンの連邦高裁は12日、差別はなかったとの地裁判決を支持し、原告の控訴を棄却した。団体側は上告するとみられる。AP通信が伝えた。
 司法省は2018年8月にハーバード大、今年8月にエール大の差別を認定。最高裁は、大学が多様性促進のため入学選考で人種を考慮することを条件付きで許容している。今回の判決は、ハーバード大の基準を最高裁判例に照らし「問題はなかった」と結論付けた。

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