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ニューヨーク州都市交通局(MTA)の現場で働く職員の約9割が、勤務中にハラスメントや暴行を経験していたことが明らかになった。回答者の半数近くが、過去3年間に、勤務中、言葉による嫌がらせや脅迫(48.7%)、身体的暴行(48.6%)に直面したと回答。5人に1人が窃盗の被害にあったと答え、6.3%が性的暴行やセクハラを受けたと答えた。amニューヨークが22日、伝えた。
調査は、ニューヨーク大学国際公衆衛生学部が21日に発表。4万人以上の地下鉄・バス職員を代表する組合「Transport Workers Union Local 100」の組合員を対象に行われ、回答者の89%が2020年~23年の間に何らかのハラスメントや暴行を受けたと答えていた。23年後~24年前半にかけて、同組合の組合員1297人を対象に実施されたオンライン調査では、地下鉄・バス職員の約20%にしか満たない女性職員は、男性よりも高いレベルの被害を報告していた。女性のバス職員は他のグループよりも身体的ハラスメントに直面する可能性が高く、女性の地下鉄職員はセクハラを経験する可能性が高かった。
ただし、同調査の回答率は約11%と低く、女性の回答率が男性を大幅に上回っていたため「この結果がMTAの職員全体を代表するものとは言えない」と指摘する声も上がっている。
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