初の黒人NY市長が死去 デイビッド・ディンキンズ氏

 ニューヨークで初めての黒人市長を務めたデイビッド・ディンキンズ氏が23日、マンハッタン区の自宅で、93歳で死去した。死因は明らかになっていない。各メディアが同日、報じた。

 1990年から3年間、人種、宗教間の融和や犯罪防止、低所得者向けの住宅建設に取り組んだ。妻のジョイス・ディキンズ氏も10月に89歳で死去していた。  民主党のディンキンズ氏と市長選挙で争った共和党のルドルフ・ジュリアーニ元市長は、訃報の数時間後「彼は人生の大部分をこの素晴らしい都市に捧げた」とコメント。

 デブラシオ現市長は「この街を良い方向に導き素晴らしい人物だった」と話している。

2017年1月に撮影。デイビッド・ディンキンズ氏(写真手前)と元ニューヨーク市交通局(NYCT)のロニー・ハキム氏(写真奥) (Photo: Metropolitan Transportation Authority / Patrick Cashin / www.flickr.com/photos/mtaphotos/31995649546)

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<