【ニューヨーク共同】米小売業界は感謝祭翌日の27日、店舗で「ブラックフライデー」と呼ばれる大規模セールを開いた。新型コロナウイルスの再流行が続く中、ショッピングの中心地として知られるニューヨークの人出はまばらで、消費者のインターネット通販シフトを改めて印象付けた。
ニューヨーク市の繁華街にある米百貨店大手メーシーズの主力店は、高級バッグや化粧品を買い求める客でにぎわったものの、昨年までのようにごった返すことはなく、通常の週末と大差なかった。1カ月ほど前からネットでセールを展開しており、事前に注文した商品を専用窓口で受け取ってすぐ帰る客もいた。