ことしのVMAが開催されることが決定したブルックリン区内のバークレイズセンター（photo：Tome）
8月25日に開催される、米MTVが主催する全米最大級となる音楽の祭典「MTV Video Music Award(s VMA)2013」が、昨年8月にオープンし、米バスケットボール協会(NBA) ブルックリン・ネッツの新本拠地となったバークレイズセンターで行われることが決定した。
これを受けブルックリン区のマーティ・マル コウィッツ区長は、「ジェイZやMGMTなど、VMAで受賞経歴のある同区出身ミュージシャンはたくさんいる。同地は文化のメッカであり、全米の若者にとって最も格好良く、魅力的な場所である」と話し、開催の決定を喜んだ。
VMAと言えば毎年、ミュージシャンらが観衆を驚かせるパフォーマンスを行うことで有名。過去には、ポップ歌手のブリトニー・スピアーズさんとマドンナさんがパフォーマンス中に口づけを交わしたり、レディ・ガガさんが生肉でできたドレスを着て登場するなどし、話題となった。
2009年には、酩酊したラップ歌手のカニエ・ウエストさんがステージに乱入し、女性アーティストによる最優秀ビデオ賞を受賞したカントリー歌手 テイラー・スウィフトさんのマイクを取り上げ、不服を申し立てるハプニングもあった。
1984年から開催されているVMAはことしで30周年を迎える。今回はどのような演出が用意されているか、今から楽しみにしているファンも多いようだ。昨年のVMAはロサンゼルスのステープルズセンターで開催され、当日のテレビ放送の視聴者は全米で600万人以上に及んだ。
