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3度目接種の証拠提出を要請
米政府、ファイザーとの会談で
米保健当局は12日、ファイザー社の代表者と非公開で会談し、新型コロナウイルスのワクチンの3回目の接種の必要性などについて論議した。会談で、ファイザー側は追加接種が必要か否かを巡り、一部で混乱が起きていることや保健当局が現時点で接種の必要性を否定していることを踏まえ、迅速な承認を要請。当局は、追加接種の必要性を示すための証拠を提出するよう求めた。ニューヨークタイムズが同日、報じた。
会談は、米政府でコロナ対策に関わるファウチ博士をはじめ、米疾病対策センター(CDC)、および米国立衛生研究所(NIH)の幹部、さらには米食品医薬品局(FDA)の関係者らが参集し、1時間に及んだ。イスラエルでは既に、心臓移植患者など免疫力が低下した患者に対し、ファイザーとバイオンテック社のワクチンについて、3回目の投与を始めている。
米保健当局は声明で「ワクチン接種を完了した米国人は、現時点では(3度目の接種である)ブースターショットを必要としない」と指摘。その上で「科学的に必要であることが証明された場合のため、接種の準備はしている」と付け加えた。
ファイザーは、3度目の接種を終えた人の抗体反応を巡る情報や、イスラエル側のデータを収集。緊急承認を求め、今後数週間以内にこうしたデータの一部をFDAに提出するとしている。
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