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地下鉄での犯罪、警官増員で減少
パンデミック前の水準に
ニューヨークポストは18日、6月の地下鉄での犯罪発生件数が、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻ったとするニューヨーク市警(NYPD)のデータを伝えた。
6月の犯罪発生件数は111件で、5月の168件から減少した。乗客100人あたりでみると、5月の2.87件から、6月は1.77件に減っている。昨年3月以来の低い数字で、パンデミック前のレベルに最も近い件数となる。2019年は、1.47件だった。
一方、重罪暴行の発生件数は4月から5月にかけ、37人から65人へとほぼ倍増した。配備警官の増員を求める声が上がったのを受け、デブラシオ市長は5月中旬に、朝と夕方のラッシュアワー時に125人の警官を増員、1週間後には犯罪は減少した。以来、地下鉄の駅や車内には、合計1100人以上の警官が配備されている。
MTAは今年初めにも、巡回にあたる民間警備員の数を100人から200人に倍増した。 さらなる対策として、夏の終わりまでにすべての地下鉄駅に監視カメラを設置することも検討している。
地下鉄の利用回数は、5月の5840万回から6月には6550万回に増え、パンデミックの影響で市の多くの施設が閉鎖されていた昨年11月の3110万回の倍以上となっている。
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