反米派多数のベネズエラ国会発足 米国など正統性認めず

 【サンパウロ共同】ベネズエラで5日、反米左翼マドゥロ政権派が多数を占める国会(一院制、277議席)が発足した。既に司法を牛耳るマドゥロ大統領は三権を掌握した。一方、米国などは正統性を認めないとしている。昨年12月の国会議員選では公正が望めないとして主要野党がボイコットしており、暫定大統領就任を宣言している野党連合のグアイド氏はこれまでの国会が継続すると主張した。
 マドゥロ氏は新たな国会議員らと「一緒に働く用意がある」とツイッターで述べた。ベネズエラのメディアによると、議会では就任式が行われロドリゲス前通信情報相が議長に就任した

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