ニューヨークを含むトライステートの各地は8日、気温摂氏26度を超える真夏日となった。ひと足早い夏の訪れに、半袖や短パンなど薄着で街を歩く人々が多数見受けられた。
特にニュージャージー州ニューアーク市では同日午後に28.9度を記録。同時期の気温としては1991年以来、最高となった。
また4月中旬の平均日中気温が13〜15度のニューヨーク市でも各地で26度以上を観測し、昨年9月以降で最も暖かい1日となった。
この日、マンハッタン区のブライアントパークで同僚らと昼食をとっていたある男性は、「4月とは思えない。きょうは早く仕事を切り上げて、レストランのテラスで冷たいビールを飲みたい」と話したほか、スウェーデンから家族と観光で訪れているというタンクトップ姿の女性は「最高に気持ちの良い1日。夏を先取りした気分、陽気な1日を満喫したい」と語った。