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共同通信
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「中国に“雪辱”を」―。フィリピンで初めての五輪金メダリストになった重量挙げ女子55キロ級のヒディリン・ディアス(空軍所属)に、同国の重量挙げ協会会長が試合前、フィリピンや中国が領有権を争う南シナ海問題に言及し、発奮させていた。米政府系のラジオ自由アジア(RFA)が報じた。
RFAによると、プエンテベラ会長は「中国は何度もフィリピンを打ち負かしてきた。“雪辱”を果たさなければならない」とハッパを掛けたという。
ディアスは、世界記録保持者の廖秋雲(中国)との接戦を制し、フィリピンが1924年に五輪に参加して以来初の金メダルを獲得した。
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