人種差別的投稿をした警視を無給停職処分

 警察関係者のための非公式オンライン掲示板に、人種差別的な投稿を繰り返していたとされるニューヨーク市警察(NYPD)雇用機会均等課の警視が、無給停職処分を受けていることが分かった。ゴッサミストが11日、報じた。

 NYPDによると、ジェームズ・F・コベル警視(50)は2019年夏から約1年間、“クルーソー”というハンドルネームで、オバマ前大統領を「イスラム教徒の野蛮人」と呼び、ブロンクス区の黒人地方検事を「すきっ歯のワイルドビースト」と呼んだり、有色人に対する悪意のある投稿を数百回行った。捜査により投稿者が同警視であることが判明したため、NYPDは30日間、同警視を無給停職処分にした。一方、同警視は11月、人種差別的投稿をした疑いを否定している。

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