【ワシントン共同】米下院本会議は13日、トランプ大統領支持者による議会襲撃を扇動したとして、トランプ氏弾劾訴追決議案の審議に入った。賛成多数で可決される見込みで、トランプ氏は米史上初めて2回にわたり弾劾訴追される大統領となる。政局混乱の中、20日のバイデン次期大統領の就任式に向け、武装したトランプ派による抗議活動の情報もあり、首都は厳戒態勢に入りつつある。
下院が弾劾訴追すれば、今後の焦点は上院での弾劾裁判に移る。大統領罷免には本会議で出席議員3分の2の賛成が必要。任期が切れる20日以降の裁判となる可能性がある。