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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は5日(日本時間6日)、広島市の平和記念式典に合わせてビデオ声明を発表した。「核のない世界というゴールに向け進展が見られないことを深く憂慮している」と表明した上で、各国に対して核廃絶への取り組みを強化するよう訴えた。
グテレス氏は「核兵器保有国は、近年核兵器の近代化を進めており、新たな核軍拡競争を引き起こした」と指摘。核兵器の使用を完全に防ぐためには、廃絶が唯一の選択肢だとの認識を示した。
グテレス氏は平和記念式典への参加に意欲を示していたが、新型コロナウイルス流行が続く中、昨年に続いて出席を断念した。
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