【ニューヨーク共同】今回の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで善戦したアジア系実業家アンドルー・ヤン氏(46)は14日、ニューヨーク市内で演説し、同市長選への立候補を正式に表明した。6月の党予備選を経て、11月の本選で2期目を終える同党のデブラシオ市長の後継を争う。ヤン氏は、約30人が名乗りを上げる中、有力候補の一人と目されている。
ヤン氏は演説で、新型コロナウイルス感染拡大で「ニューヨークは危機にひんしている」と強調し「立て直しには大胆なアイデアが必要だ」と訴えた。新型コロナ対策が最大の焦点となる。